2026年02月13日
いろんな意味でキビシイ日々2026.2.13
いろいろな意味でキビシイ毎日が続いて
います。
その壱
昨年8月に新しい高血圧症管理、治療ガイド
ライン2025が発刊されました。今回の目玉
は何と言っても新しい降圧目標値が家庭
血圧で125/75、これがなかなかキビシイ。
これまでの135/85をせっかく上手にクリア
している患者さんでもさらに見直ししなけ
ればならなくなった。なぜこんなに厳しく
なったかというと、これまでの膨大な検討
の結果ここまで下げた方が明らかに血圧に
関する余病の発生率が低いというデータが
でてしまったから。
他にも昔から使われてきた降圧利尿剤の
有用性が見直されたり、新しい降圧剤として
のARNIやMRAなどの薬剤も推奨されるなど
注目すべき改訂点があります。
その弐
相変わらず薬剤が不足しています。せき
止めや今回は整腸剤など、その都度患者
さんに了解を頂きながらの診療です。
そもそも物価が高騰しているのに、薬の
値段だけは国が決めて、毎年下げています
から、採算の合わない薬は作らなくなる
のは当たり前。そもそも分子標的薬剤と
いった高額な薬剤が多く開発され、効果が
あるとすれば医師としては使わざるを
得ない。安い薬の値段を下げたとしても
焼石に水。
その参
クリニックの経営も他の企業と同じように
大変です。薬価と同じく、診療報酬も国が
めますから物価の高騰に全く追い付いて
いない。それでもスタッフの給与はアップ
しなければならない。今回ようやく4月
から少しだけ上がるようですが、ふたを
開けてみると、表面上は上がって見えても、
いろんな細かいところを減らして実は
トータルでみると増えてないなんてことは
よくあるので、あまり信用はできません。